契約時は慎重に!個人事業主の業務委託トラブル防止策とは

個人事業主のためのお役立ち情報

個人事業主の方が気をつけれなければならないトラブルは契約関係のみではありませんよね。晴れて独立開業して屋号名の銀行口座を開設しようとしたらできなかった・・・とか、案件探しに悪戦苦闘してなかなか好条件の仕事をとってこれずに資金がピンチに・・・など、様々なトラブルがあるものです。これらのトラブルに対する解決策を紹介します。さらに、もうすぐ開始されるマイナンバー制度についても準備と対策をしておいた方が良いでしょう。

屋号付き口座を持つには?

屋号付き口座を開設することは個人事業主にとって有益です。プライバシー保護にもなりますし、個人の資産とも明確に区分することができるので確定申告の処理などが格段に楽になるからです。しかしペイオフ実施以降簡単に口座を増やすことをよしとしない風潮が出ています。必要な書類を集めて銀行に持っていき、粘り強く交渉してみましょう。ジャパンネット銀行は屋号付き口座の開設に理解がありネット上で申し込みもできますので興味がある人はジャパンネット銀行のサイトを見てください。 MORE

新しい案件の探し方

フリーランスとして仕事をする上での悩みは仕事がないので収入が厳しいという点に尽きると思います。仕事を定期的に得るためには地道な顧客開拓が必要です。仕事がなくなってから探しているのでは遅いので、仕事があるうちからまめな顧客開拓を続けましょう。知名度を上げるためにホームページを作り宣伝活動をするほかにも、エンジニアなら「レバテックフリーランス」を利用して案件をマッチングしてもらったり、クリエーターなら「Viibar」に登録して過去作品を掲載しておくことが仕事につながるかもしれません。 MORE

マイナンバー制度の準備を

マイナンバー制度は個人の基本情報がすべて一元的に管理される制度です。秘密が保持されている状態なら問題ありませんが、ひとたび流失すればその被害の大きさはこれまでの顧客情報漏れに関する被害とは比較にならないでしょう。個人事業主とはいえ従業員のマイナンバーを第三者の手に渡さないように慎重に管理をするよう心がけましょう。またマイナンバー制になると個人事業主で従業員がいるのに社会保険に加入していない場合、これまでとは違いすぐにばれてしまいます。早めの加入をおすすめします。 MORE

有効活用したい補助金と助成金

資金調達は、個人事業主の心配材料の一つ。その心配は、公的支援を利用することでいくらか解決できます。ただし、個人事業主を対象としていないもの、期限や申請のハードルが高いものなどがあるので注意が必要です。個人事業主向けの補助金・助成金の種類や、どんな補助金・助成金が申請の対象になるのかなど、さまざまな知識をつけておくと安心です。さらに、これらの公的支援は返済義務がないので、出資や融資を受けるよりも安定して事業を継続しやすくなることもメリットです。 MORE

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有効活用したい補助金と助成金

個人事業主が事業の安定化を図るために必要なのは、資金を備えておくことです。出資や融資の場合は返済義務があったり自分の裁量で経営を進めづらくなったりさまざまな弊害があるため、そのような心配がない公的支援を大いに利用しましょう。 MORE

契約解除され損害賠償請求

個人事業主の業務委託トラブルによくあるのは、「一方的に契約を解除された上に損害賠償を請求される」というトラブルです。そんなバカな?!と思われるかもしれませんが、これは実際にあるトラブル事例なのです。このトラブルも、契約締結時に契約内容をしっかり確認していれば防げたケースが多々あります。契約を締結する際の確認がいかに大切かがおわかりいただけると思います。契約内容をきちんと確認したにも関わらずこのようなトラブルに巻き込まれてしまった場合は、迷わず法律の専門家に相談することをおすすめします。 MORE

業務委託契約とは?

フリーランスなどのように個人事業主として仕事をしていると、クライアントから「業務委託契約を締結しましょう」と言われることがあると思います。業務委託契約って何なのかを理解していないまま、中身をよく確認せずに締結してしまう方も多いようです。しかし、契約を締結する際は慎重に確認しなければなりません。本来、取引の条件等を明記して双方が合意したことを書面に残すことによって、後のトラブルを防止するための契約ですが、その契約が逆にトラブルにつながってしまうこともあるのです。まずは業務委託契約とは何ぞや?ということころから解説します。 MORE

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クライアントからの支払い問題

フリーランスなどの個人事業主によくあるトラブルは、「クライアントが仕事の報酬を支払ってくれない」という不払いのトラブルです。本来、契約書はこのようなトラブルを防ぐために締結するものです。しかし契約書の内容をしっかりと確認せずに締結してしまうと、クライアントにばかり有利な内容となっているケースもあるので、十分な注意が必要です。各自治体で、無料法律相談窓口が用意されていると思いますので、いざという時には、専門家に相談してみてください。 MORE

契約を結ぶ時の注意点

個人事業主が企業などと業務委託契約を締結する際に、最低限チェックすべきポイントを紹介します。契約期間や業務の内容、報酬額などは当たり前のように確認されると思いますので、ここではその他の注意ポイントをピックアップしました。まず、もっとも注意すべきポイントは「違約金」に関する条項です。高額な賠償金や違約金が設定されている契約は危険。あやしいと思った方が安全です。条項変更の交渉をし、応じてもらえないようであればその契約は締結しない方が無難です。 MORE

屋号付き口座を持つには?

個人事業主の方が開業直後に直面しがちなトラブルのひとつに、銀行口座の問題があります。それは、事業用の屋号付き銀行口座を開設しようとしたら銀行から拒否されて口座がつくれないというケースです。これはペイオフの影響によるもので、各銀行とも個人が複数の口座を開設することに対してうるさくなっているためです。しかし、個人事業主として仕事をするうえではプライベート用の口座と事業用の口座はわけてもちたいものです。屋号付き口座を開設するための知識をご紹介します。 MORE