契約時は慎重に!個人事業主の業務委託トラブル防止策とは

業務委託契約とは?

業務委託契約を解説

業務委託契約とは?


業務委託契約とは

フリーランスで働くとしばしば「業務委託契約」を結ぶことがあります。それではそもそも「業務委託」とはどのような事をさしているのでしょうか。業務委託とは会社に従業員として雇われて働くのではなく、「会社と対等の立場」として仕事を受ける事を言います。
具体的には「仕事の内容」「ギャラ」「締め切り」などの条件を聞いた上で、フリーランスの人が受託した場合に業務委託が行われます。仕事ごとに業務委託は行われ、この時に業務委託契約が結ばれます。業務委託で働くことはフリーランスにとって当たり前の事ですが改めてメリットを言うと、最低限の決まりとクオリティのある仕事を完成させれば進め方が自由なので、仕事をする時間も場所も選ぶことができます。専門性を磨くことができるのでスキルアップをしていけば評判も上がり大きな仕事をして高収入を得ることができます。
業務委託で働くことのデメリットは会社に雇用される労働者が持っている社会保険などの恩恵を受けられない事や、確定申告の必要があること、そして当然ですがクオリティの低い仕事をしたり新規取引先の開拓を怠ると仕事がなくなることでしょう。

契約書がある場合とない場合

フリーランスで働いている人は基本的に業務委託契約で仕事をしているわけですが、その自覚がない人も多いと思います。フリーランスになるきっかけが、例えばデザイナーなら、働いていたデザイン事務所での取引先から仕事を単独指名で得ることができるようになったことだったりすると思います。このように以前から知っていて信用がある取引先とはいちいち契約書を結ばないで仕事をする場合がほとんどです。
メールなどに記入されている仕事内容とギャラと期日を見て、仕事を始めて完成させて納品した後に請求書を出してお金を受け取るというケースが多いと思います。請求書もないケースもあります。ただし何かトラブルがあった時は契約書がなくて口約束であっても、双方が合意をして仕事をしたとみなされる場合は結果として業務委託契約をして仕事をしていると判断されます。

取引先との信頼が大切

このように業務委託契約といっても、正式に契約書を使用して契約を結んでいないケースも多いのが実情です。業務委託契約書があるなしに関わらず、実際に業務委託が行われていて、両社合意で仕事をしたかどうかが問題になります。
フリーランスの場合は業務委託契約を結んだ時に問題になるのはギャラや違約金などに関する事がほとんどだと思います。取引先が信用できない場合はそれらの問題の確認をきちんととり、書面に残してもらうようにすることと、相手が渡した契約書の内容をきちんと確認するようにしてトラブルを避けましょう。

最新記事

マイナンバー制度の準備を

ついに2016年1月から導入される「マイナンバー制度」。日々、ニュースやメディアでも取り上げられていますが、個人事業主としてマイナンバー制度開始に向けて準備すべきことを考ええてみましょう。マイナンバー制度とは、国民総背番号制ともよばれるもので、わたしたち日本国民のすべての情報を1つのコードにひもづけ管理される制度です。このマイナンバー制度に向けて準備すべきことのキーワードは、個人も企業も個人事業主も、「セキュリティ」です。 MORE

契約解除され損害賠償請求

個人事業主の業務委託トラブルによくあるのは、「一方的に契約を解除された上に損害賠償を請求される」というトラブルです。そんなバカな?!と思われるかもしれませんが、これは実際にあるトラブル事例なのです。このトラブルも、契約締結時に契約内容をしっかり確認していれば防げたケースが多々あります。契約を締結する際の確認がいかに大切かがおわかりいただけると思います。契約内容をきちんと確認したにも関わらずこのようなトラブルに巻き込まれてしまった場合は、迷わず法律の専門家に相談することをおすすめします。 MORE

業務委託契約とは?

フリーランスなどのように個人事業主として仕事をしていると、クライアントから「業務委託契約を締結しましょう」と言われることがあると思います。業務委託契約って何なのかを理解していないまま、中身をよく確認せずに締結してしまう方も多いようです。しかし、契約を締結する際は慎重に確認しなければなりません。本来、取引の条件等を明記して双方が合意したことを書面に残すことによって、後のトラブルを防止するための契約ですが、その契約が逆にトラブルにつながってしまうこともあるのです。まずは業務委託契約とは何ぞや?ということころから解説します。 MORE

特集記事

クライアントからの支払い問題

フリーランスなどの個人事業主によくあるトラブルは、「クライアントが仕事の報酬を支払ってくれない」という不払いのトラブルです。本来、契約書はこのようなトラブルを防ぐために締結するものです。しかし契約書の内容をしっかりと確認せずに締結してしまうと、クライアントにばかり有利な内容となっているケースもあるので、十分な注意が必要です。各自治体で、無料法律相談窓口が用意されていると思いますので、いざという時には、専門家に相談してみてください。 MORE

契約を結ぶ時の注意点

個人事業主が企業などと業務委託契約を締結する際に、最低限チェックすべきポイントを紹介します。契約期間や業務の内容、報酬額などは当たり前のように確認されると思いますので、ここではその他の注意ポイントをピックアップしました。まず、もっとも注意すべきポイントは「違約金」に関する条項です。高額な賠償金や違約金が設定されている契約は危険。あやしいと思った方が安全です。条項変更の交渉をし、応じてもらえないようであればその契約は締結しない方が無難です。 MORE

屋号付き口座を持つには?

個人事業主の方が開業直後に直面しがちなトラブルのひとつに、銀行口座の問題があります。それは、事業用の屋号付き銀行口座を開設しようとしたら銀行から拒否されて口座がつくれないというケースです。これはペイオフの影響によるもので、各銀行とも個人が複数の口座を開設することに対してうるさくなっているためです。しかし、個人事業主として仕事をするうえではプライベート用の口座と事業用の口座はわけてもちたいものです。屋号付き口座を開設するための知識をご紹介します。 MORE